五代目野田岩@東麻布/200年の風格、すべてが上品、まさに世界遺産級

By | 2016年8月4日

ミシュラン一つ星に輝く五代目野田岩、江戸時代創業200年の名店です。
ミシュラン繋がりではないですが、パリにも支店があるらしいです。
本館はさすが200年の風格もあり歴史を感じます。時間が許す方は本館で待っても食べることをオススメしますが、別館も遜色ないです。

 

まずは、ビールと名物の鰻の煮こごりをいただきます。
見た目とは違いしっかりとした味付けでお酒のつまみに合います。ゼリー部分はしつこくなくすっと溶けて鰻の味がしっかり残ります。これからの鰻重への期待が高まる一品です。

 

熱燗に変えて鰻重を待ちます。

鰻重はこのサイトでは、見た目・焼き加減・味わい・タレ・ご飯・肝吸いでの感想になります。
<見た目>
お重のデザインからして老舗感を感じさせてくれます。ふたのデザインは鰻重の種類によって違います。鰻重の蓋を開けると黄金色のふっくらとした鰻が食欲のスイッチを入れてくれます。

<焼き加減>
脂ののりもちょうど良く表面ふんわり中身もフワッ・フワッぐらい全体にふっくらと上品な仕上がりです。

 

<味わい>
見た目はあっさりに見えますが、印象以上にしっかりとした味です。しっかりとしながらもくどくなく、上品な味わいです。
<タレ>
定番の甘辛ぽく、コク深みがあり、これは独特だと思います。さっぱり甘辛+深いコク、こういうところが老舗のなせる技なのでしょうか。
<ご飯>
柔らかくもなく硬くもなくちょうどいいです。王道中の王道といったイメージ。上品な鰻やタレを底支えする重要な存在。
<肝吸い>
三つ葉と柚子の香りが鰻重の後味をさっぱりとしてくれます。これも上品です。
箸休めの大根おろしと漬物盛り合わせも付いてきます。

全体的にいうと野田岩の鰻重は日本の伝統的な美らしく、旨さてんこ盛りではないちょっと引いたとこを残す上品な旨さを追求しているような気がします。
さすが、江戸時代から五代も続くこと、それだけでも素晴らしい、そんな気がするくらい世界遺産を訪れた気分です。

五代目 野田岩 (のだいわ) 直近は2016年6月訪問

東京都港区東麻布1-5-4

03-3583-7852